良い習慣と悪い習慣

良い習慣、良いフォームが身につくのは時間がかかるのに、悪い習慣や悪いフォームを習得するのはとても早く感じます。悪いと言うよりも、おそらく人間が、年齢、経験を重ねるごとに得ていく数々の身体運動経験のなかで、そのときの自分にとって一番合理的な動き方を選択していくためではないかと感じています。

ただ、ある部位やものにとっては良いものでも、切り口を変えて別の方向から見てみると、悪いものであることもよくあります。

合理的というのは、人間が行うことの多い動作や作業に適応しているとも言えますが、それ以外の動作や作業にとっては不適応である可能性もあります。具体的には、座り時間の長い仕事の人は、座っているときは全く痛みなどなくても、動き出めで身体の硬さや動きにくさ、場合によっては痛みを自覚することもあるでしょう。そういう場合でも、しばらくすると動けるようになって、症状が軽快するとおっしゃる方もいらっしゃいます。

痛みのでる特徴などがわかってくると、対処方法や症状発生を防止することもできるはずです。それが身体の持ち主である患者さん自身が自分の特徴を知ってもらえるためにも、リハビリに通院してスタッフと会話をするなかで自分では気づいていなかったことがわかることもあります。

些細なことでも、ご自身の困っている症状や一見関係ないようなことでも気になっていることなどを、リハビリ通院時にスタッフにぜひお伝えください!