謹賀新年

新年、明けましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願い致します。

はちすばは本日5日の午前から診療を開始しております。

コロナ オミクロン株の影響で年明けから

感染者数が再び増加傾向にありますが、

感染対策徹底しつつ、診療を行って参ります。

良い習慣と悪い習慣

良い習慣、良いフォームが身につくのは時間がかかるのに、悪い習慣や悪いフォームを習得するのはとても早く感じます。悪いと言うよりも、おそらく人間が、年齢、経験を重ねるごとに得ていく数々の身体運動経験のなかで、そのときの自分にとって一番合理的な動き方を選択していくためではないかと感じています。

ただ、ある部位やものにとっては良いものでも、切り口を変えて別の方向から見てみると、悪いものであることもよくあります。

合理的というのは、人間が行うことの多い動作や作業に適応しているとも言えますが、それ以外の動作や作業にとっては不適応である可能性もあります。具体的には、座り時間の長い仕事の人は、座っているときは全く痛みなどなくても、動き出めで身体の硬さや動きにくさ、場合によっては痛みを自覚することもあるでしょう。そういう場合でも、しばらくすると動けるようになって、症状が軽快するとおっしゃる方もいらっしゃいます。

痛みのでる特徴などがわかってくると、対処方法や症状発生を防止することもできるはずです。それが身体の持ち主である患者さん自身が自分の特徴を知ってもらえるためにも、リハビリに通院してスタッフと会話をするなかで自分では気づいていなかったことがわかることもあります。

些細なことでも、ご自身の困っている症状や一見関係ないようなことでも気になっていることなどを、リハビリ通院時にスタッフにぜひお伝えください!

腰痛について

こんにちは。今日たまたま見たテレビで腰痛症についての話を聞きました!

Dr.からの質問 「腰痛になったらどうします?」
回答①「コルセットで固定します!」
回答②「整体の先生を探します!」 

などの回答をタレントさんがおっしゃっていましたが、

「ものを使わなくても自分で治せるんですよ」
「痛みが落ち着いたら普通の生活に戻すようにしたほうが良い」

腰痛について、よく安静を指示している病院が多いけど、
鋭い痛みが落ち着いたら(安静にするのは長くても2日程度)
あとは、むしろ動かしていったほうがいいとのこと。

薬や湿布、そしてサポーターなどに頼りがちになっている腰痛治療に対して
自分で動かす=運動療法で治すことができるという、先生のお言葉には共感しました!

どうしても、痛み刺激に対しては安静にしたほうがいいのでは?という気持ちが働くとは思いますが、安静にしすぎるとかえって腹筋など腰部を守るために必要な筋力が低下してしまいます…。なので、鋭い痛みが落ち着いたら運動をしたほうがよいとのこと。

ただ、痛みがあるときには一人で動かすのは不安なもの。
そんな方は、ぜひクリニックで一緒に運動しましょう!
また通院出来ない方も、ご自宅でやる運動、また腰への負担の少ない動作を指導しますので、一度ご相談ください!


コロナ変異株

こんばんは。
ここ数日で、一気に寒さが増してきました。
昨日は、朝よりも昼間のほうが空気が冷たい上に、風も強く、いよいよ冬に近づいて来ていた印象です。

新型コロナウイルスについて、希望する人への2回のワクチン接種率がかなり向上し、さらにここ1ヶ月は感染者数が大幅に減って緊急事態宣言も解除されましたが、南アフリカなどで新型コロナウイルスの新たな変異株(オミクロン株)が見つかり、警戒感が再び高まっていますね…。
まだ新たな変異株の特徴などはわかっていないようですが、ワクチンの抗体などを回避する可能性があるといったニュースもでていました。

人間とウイルスとの戦いはまだまだ続きそうです。クリニックとしても、手洗い、うがい、手指消毒、3密回避など、基本的な感染対策を徹底継続しつつ診療いたしますが、皆様もくれぐれも体調管理にお気をつけください!

研修会に参加してきました!

さて、先日リハビリテーション科のスタッフで、研修会に参加してきました。

とはいっても、コロナ禍のなかでの開催だったため、
オンライン開催で、ネット越しではありました。

参加した研修会は今回23回目なのですが、
例年1年のペースで全国各地で行われています。
私自身は5回から参加しているのですが、
数えたところ、今回が19回目。
今までは研修会会場に行って対面で勉強し、
また懇親会等では全国の先生方との交流の場がありました。
昨年はコロナで延期となり、今年は2年越しに開催されて
初めてのオンラインでの開催だったので、不思議な感覚がありました。

今回の研修会は全国の同職種の先生方がまとめてくださった
日々の診療での経験や治療のことなどを、約2日間聴くことができたのですが、様々な気づきを持つことができました。
わかっているつもりだったけどわかっていなかったと気付かされたこと、
新たな知見などたくさんのことを学ぶことができました!

今回学んだことを、日々の患者さんへの治療に生かして、
一人でも多くの患者さんの笑顔が診られるように、
これからもスタッフ一同精進していきたいと思います!

クリニックで行うリハビリのメリット

当院で行うリハビリの1番の特徴は「運動療法」を重要視していることはご存知のことと思います。
変形性膝関節症に対する運動療法は、当院に週1回診療いただいている黒澤尚先生がこれまでにも書籍などでも紹介されています。
膝の痛みで困っていらっしゃる方で 、 これまで他院では湿布と痛み止めの処方、ヒアルロン酸注射、関節液を抜く治療しかやっていなかった場合には 、 ご自宅にて黒澤先生が推奨されている運動を行われて痛みが軽減した経験をされた方も多いのではないでしょうか?

では,自宅で行う運動と、クリニックで行う運動は何が違うのでしょうか?

クリニックで行う場合には 、 我々リハスタッフが基本的な運動方法の確認も行いますが 、 その前に 、 どこの症状が強いのか 、 身体の中でどんな症状が起きているのかを 、 患者さんから痛みのある動作を聞いたり実際にされている様子から検査(評価)を行い 、 そこから問題点を抽出した上で 、 その人に必要な、またその人にあった運動方法を提案しています。

以前もお話しましたが 、 同じ「変形性膝関節症」という診断がされたとしても 、 元々の身体の特徴や生活環境の違い 、 運動習慣に違いによって痛みの要因となっている部分や症状が人によって異なる部分が必ずあるからです!

実際にリハビリをやる前に膝の状態を確認すると生活での活動状況 、 動作の方法によって 、 本来必要な筋肉の働きが低下していたり 、 使う筋肉のバランスが崩れていることはよくあります。

そして 、 一度痛みが出現したりすると 、 痛みで関節を正常な形で動かすことができなくなってさらに筋腱が硬くなったり 、 筋肉を上手く働かせることができず 、 膝関節の周りのみならず下腿や足部にまでむくみが出現しているケースも少なくありません。このむくみがひどくなって関節周囲の組織間に浸潤してしまうと 、 自力で関節を曲げることもつらい状況になってしまいます…。

そこで 、 クリニックでリハビリを行う場合には 、 運動前に電気などの物理療法や徒手療法で腫れや硬くなっている筋腱を調整し 、 正常な関節運動ができる環境を整えてあげてから運動を行っていただいています。その方が 、 運動による効果が実感しやすくなり 、 さらに運動も続けやすいからです!

正しい身体運動を習慣化させるにはやはり一定の期間が必要になるので 、 少し遠方の方であっても 、 リハビリ始めて2〜3ヶ月くらいは定期的なリハビリ通院をお勧めしています。

クリニックにて運動しやすい環境を整えた上で 、 一緒に運動しませんか?

手術とリハビリ

こんばんは。今日のクリニックでの出来事とともに、少し手術とリハビリについて書きますね!


以前リハビリを通院されていた患者さんがある部位の手術をすることにしたとのことで、わざわざ我々リハビリスタッフに報告の挨拶をしに来てくださいました。この方はもともと他の病院ならすぐ手術を勧められてもおかしくないような状況でしたが、当院にリハビリに通われつつ、リハスタッフから指導させていただいたご自宅でのセルフエクササイズやセルフケア、生活上での注意点を実践してくださり、3年くらい上手く付き合っていらっしゃいました。ですが、やはり生活上での不自由さもあるため、手術を決心したとのことでした。

手術後のリハビリがスムーズに進むように手術前にリハビリでも状態の確認をさせてほしいと患者さん自身、そして手術を担当してくださる先生ともお話して、手術までの1ヶ月の間、週1ではありますがリハビリをすることになりました!

当院はクリニックで通院施設なので、手術治療は行いません。
でも、リハビリや投薬治療などの保存療法を行っても
患者さんが望む結果が得られないときは、前述したように手術を選択されるケースもあります。

また当院は、都内では数少ない外来でのリハビリ施設であり、
関連病院のみならず、それ以外の病院での保存治療を経て手術を行ったケースに対して行われた手術後のリハビリも行うことが可能です。

最近特に感じるのは、手術前にリハビリをやった上で効果が得られず手術に至ったケースと、適切なリハビリをしないで手術するケースだと、
術前にリハビリをやっていた方のほうが、術後の回復がとてもスムーズだということです!

あとは、手術前に正しくリハビリができていれば、手術後の結果がもっと良くなったんじゃないかと感じるケースや、手術したのに患者さんの望む結果になっていない場合も、多く診てきました。手術を勧められ、本当に手術が必要なのか迷ったときには、ぜひ、当院にてご相談ください!




パラリンピック選手の動きをみて思うこと

東京2020オリンピック、パラリンピックが終わってから2ヶ月以上経ちます。

オリンピックでは、一般的に普通とされている人の身体能力の限界への挑戦、
パラリンピックでは、身体的・精神的なハンディーを有する人の身体的能力の戦いの場であったと言えるかもしれません。

パラリンピアンのなかでも肢体に不自由のある選手は、普通の人はやらない・やれない動きを用いたり、身体を巧みに操ってプレーされます。先天的なものであれは元々ない機能、後天的なものであれば失われてしまった機能を他の部位や機能で代償することで、動くことを可能にされているのです!

人間を始めとする生物が有する生命力は、生体内に何かしらの問題が生じたり異常を感知すると、防衛本能としてその異常から回避する動作や代償動作をして身体を守ろうとします。一方でその回避行動や代償動作をあえて上手く使うことで、普通とは異なる動作を獲得しているのがパラリンピアンを始めとする障害者の動きとも言えるかもしれません。普通とは異なる動作を獲得するために、オリンピアン同様、ある意味それ以上に大変な思いをされつつ反復練習を繰り返して身体に新しい動作を染み込ませて来られたから可能になっているのです。

パラリンピックはただスポーツの勝敗やその選手の経歴などのエピソードだけではなく、別の切り口で普通とは異なる身体能力を発揮していることに気づけると、また違った面白さを感じることができますよ!

膝の痛みの原因は変形?

膝の痛みを訴える中高年の方の多くは、病院にいくとレントゲンをとり、ももの骨(大腿骨)とすねの骨(けい骨)との間の関節の隙間が正常よりも狭くなっていると、「変形性膝関節症」と診断されています。そしてそれが痛みの原因だと言われて、仕方ないと諦めてしまっているひともいらっしゃるかもしれません。

以前のブログでも述べましたが、関節が変形してしまう大きな要因の一つは「年齢」ではありますが、必ずそうではありません。

私もこれまでいろんな患者さんを診させていただきましたが、レントゲンとったら変形性膝関節症の末期の状態で強い痛みがあったり、手術必要と言われてもおかしくないような状態なのに、痛みが全くない、生活上困ることはないとおっしゃっていた方を拝見させていただいたことが何度かあります。

変形性膝関節症の原因・要因が必ずしも「年齢」ではないとお伝えしたように、
痛みの原因が必ずしも「変形」であるとも言えません!

先月まで開催されていたパラリンピックを見られた方もいらっしゃると思いますが、運動障害のある人が普通に動ける方とは異なる動きをしてスポーツができる姿をご覧になられた方が多いと思いますが、この中にいろんなヒントが隠されています!

何故だと思いますか?

変形性膝関節症の発生要因について

前回、変形性膝関節症の原因として年齢について少し述べましたが、
変形性膝関節症を訴える不調の多くが「痛み」です。

スポーツ障害における発生要因という言葉を上げましたが、
言葉的にはスポーツ選手が起こす疾患のことなんじゃない!?って思われるかもしれませんが、
一般の整形外科疾患でも同じく当てはまることです!

1.個体要因
  年齢、生まれつきの形態や体質などの異常、筋力など
2.環境要因
  季節や天候、靴の状態や路面の状態など
3.トレーニング要因
  動作・運動の過負荷、誤った使い方、競技種目など
           
        出典:黒澤尚、川野哲英、ほか編:スポーツ外傷学Ⅰ 総論

1.個体要因のうち、年齢や生まれつきの形態や体質異常などは、変化させることはできません。でも、筋肉のうち骨格筋については、人間の意志で収縮させることができるので、負荷を加えたり反復運動を行うことで機能を改善することができるのです!

2.環境要因は、変形性膝関節症の方から伺うエピソードとして、寒い中、歩いたとか、ソールの硬い靴に変えたとか、いつも柔らかいところをの散歩していたのに硬いところを歩いて痛くなったなどがありますが、それがこの要因に当たります。これは、自身が気をつけることで要因をへらすことができますね!

3.トレーニング要因とは、スポーツの場合、運動の過負荷や誤ったフォームでプレーしたことで痛みが出ることがよくありますが、同一般疾患でも同じで、普段あまりやらないしゃがんでの動作をたくさん行ったり、階段をたくさん上がったといったことも過負荷になります。自分の持っている能力以上の負荷や急激な活動性の増加などもそれに当たるでしょう。あと、これが正しい、あっているという思い込みの中で、繰り返しやっていた日常動作が、実はその人にとってはあってないという場合もあります。

年齢は要因の一つでしかありません!
痛みといった感覚は、人間が身体内で起きている異常を教えるために重要な感覚です。でも、なぜそれが起きているのかは、明らかなアクシデントとかないとなかなか人って自覚しづらいものです。また生活環境や生活習慣は同じ疾患であっても人によって異なります。我々リハビリスタッフは、通院される方との対話の中からその要因を見つけて、その人に必要な対策案を考えて不調が改善できるようにすることが役割だと思っています!

ぜひ、ご相談ください!