変形性膝関節症の原因は年齢だけ?

中高年のひざの痛みとして代表的な疾患が「変形性ひざ関節症」です。

膝関節を構成する部分のなかで膝関節の骨表面を覆う軟骨は、荷重等の負荷の加わる部分や骨同士が接触する部分が滑らかに動く働き、衝撃を吸収するクッションの働きをしています。疾患名に「変性」という言葉が含まれている通り、一般的には膝関節を構成する組織の軟骨が変性し摩耗したりすることで痛みが生じる疾患です。

関節を「長年使っていく=年齢を重ねる」ことにより、軟骨がすり減って摩耗していくことで、本来の働きが低下していきます。一般的にはこれを加齢による変化として説明されています。

変性が起こる要因を経年劣化と捉えれば、痛みの原因は「加齢」ですが、
加齢だけが原因なのであれば、みんな年を重ねると痛くなるということになりますが、そうではありません。では、痛みがある人とない人とは何が違うのでしょうか???

前回述べた発生要因をもとに、年齢以外の要因について次回に整理してみたいと思います。

当院のホームページに原因や治療法を大変わかりやすく記載してくださっていますのでこちらも一緒にご覧いただければと思います。

https://www.hachisuba.or.jp/kurosawa-shoujyou/kurosawa-hiza.html

不調の原因ってなあに?

前々回、リハビリテーションの治療方法について簡単に述べましたが、
治療はあくまでも方法なので、
身体の中で起きている不調の原因を見つけてそこに焦点を絞って
治療方法も選択しないと効果は得られません。

では、身体に不調がでてくる原因を探す際に、
明らかなアクシデントがあった場合は原因やどんな状況だったかを確認すれば、
どこにどんなストレスや不調が出てくるのかがわかりやすいのですが、
一番厄介なのが、原因がわからないときです。
でも、不調が出てくるものには何かしらの要因があります。
その要因=原因は一つではなく、いくつかの要因が重なって生じる場合が多いのですが、その要因を大きく分けると3つ挙げられます。

発生要因
1.個体要因(年齢、生まれつきの形体や体質などの異常、筋力など)
2.環境要因(季節や天候、靴の状態や路面の状態など)
3.トレーニング要因(動作・運動の過負荷、誤った使い方、競技種目など)

これは、トップスポーツ選手をはじめ、多くの患者や選手を診てこられた当院の副院長先生から教わった考え方です。
「トレーニング」と言う言葉が使われているので、スポーツでの不調のこと?って思われるかもしれませんが、人間の動作も立派な運動であり、
一般の疾患においても当てはめることができることなので、
実際の症例を話を元にして、具体的な要因についてお話したいと思います!

                              つづく…

内定、おめでとうございます!

こんにちは。
コロナで不自由で悶々とする日々が続きますが、
1年延期された東京オリンピックは開催に向けて進んでいますね。
出場権をすでに有している団体競技ではメンバー選考、個人競技ではオリンピックの標準記録突破やポイント制度による出場権獲得者が出揃ってきました。

当院に受診されたことのある陸上、バスケットボール、水泳など、
数名の選手がオリンピックに内定されました!
おめでとうございます!!

一生のうち何度も経験できないであろう日本でのオリンピック開催が
コロナパンデミックに重なった今回は、
医療従事者である我々としては、正直なところ複雑な気持ちになる部分もあります。

しかし、同時に競技のために怪我を克服する姿も間近でみてきたものとしては、
諦めずに出場権を勝ち取った選手たちには、日本代表として頑張って欲しいと思っています。

当院としても、陰ながら応援していきたいと思います!

リハビリテーションの治療方法について

「リハビリテーション」として行う治療方法にはいくつかありますが、
代表的なものが以下の3つになります。

①物理療法
②運動療法
③装具療法
④動作指導

「①物理療法」
前述した温めたり電気をかけたり、機器を使った牽引がこれに当たります。
特殊な機器などを用いて、物理的な刺激または生体反応によって
疼痛緩和や患部の修復を促す方法で一番ポピュラーなものになります。
当院では、患者さんの状況に応じて患部を温めるホットパックと渦流浴またはアイシング、電気治療として低周波治療器、高電圧治療器、微弱電流を用いています。

「②運動療法」
硬くなった筋肉を伸ばしたり筋力をつけたりするなどいわゆる運動で不調を治す方法がこれに当たります。
「自分で運動しないといけないの?」というネガティブな言葉も聞こえてきそうですが、
特に当院のように整形外科で扱う身体の運動器の不調は、身体機能の低下や日々の生活上に身体を動かす際の誤った習慣の積み重ねにより運動器に負担がかかって痛みが引き起こされることが多いからです。また、他の病院では痛みがあるうちは湿布を貼って安静にするように言われて何もしていなかったとおっしゃる方もいらっしゃいます。痛めてから腫れや熱を強く認める時期はその方がいいのですが、熱が落ち着いてきたら、むしろゆっくりと穏やかに動かすことで腫れや痛みが減りやすいのです。ただ、これを始める時期やどの程度動かしたらいいがわかりにくいと思うので、今後もう少し詳しくお話したいと思います。

「③装具療法」
サポーターや靴の中に入れるインソール、テーピングなどを用いて、痛みや身体の機能を補うための補助具を用いる治療法です。当院のリハビリテーション科では足や膝の痛み、機能改善に有効的なインソールの作成を行っています。また、テーピング処置や指導を行っています。こちらについても、今後説明していきたいと思います。

「④動作指導」
痛みが出る動作を確認し、痛みの出ない、痛みの少ない身体の動かし方を指導しています。もう少しわかりやすく説明すると、身体の特定の部位にのみ負担をかけてしまっていることで痛みが出ているときにはそれを修正しないと負担が減りません。特にスポーツをやっている方が悪いフォームでたくさん練習しても良いフォームが身につかないと説明するとわかりやすいかと思いますが、それは日常生活上での痛みにおいても同様です。身体的な特徴や生活環境は個人によっても異なると、そのやり方が少しずつ異なったりします。それは私たちリハビリスタッフが直接確認した痛みや環境などから、その人にあったやり方を指導しています。これについても今後具体的な例を提示していきたいと思っています。

自分で身体を動かして不調を改善しませんか?

突然ですが、皆さんは「リハビリ」と聞いて何をイメージしますか?
一般的に整形外科で行われている「リハビリ」のイメージが、
温熱、電気、牽引、マッサージをしてもらうなどでしょうか?

いずれも、他動的に温めたり受動的するものですが、
痛みや不調で心身ともに問題がある場合には、
リラックスすることができるため、気持ちがいいものです。

ですが、当院を受診されてリハビリをされる方の中には、
「別のところで温めたり電気かけたりして、その時は楽になったけどまた戻るを繰り返していた」という言葉をよく耳にします。

なぜだと思いますか?

整形外科で扱う身体の運動器の不調の多くが、身体機能の低下や
日常生活上での誤った動作習慣の積み重ねによって
運動器に負担がかかって炎症が起きて痛みが引き起こされたり、しいては関節変形してしまっていることが多いからです。
コロナで運動量が減ってしまって不調が出てしまった理由がここにあり、
運動機能を改善すれば、運動器への負担が減ると痛みをへらすことができるのです!

コロナでまだまだ外出しづらい状況ではありますが、
工夫すればお家でできることもたくさんあります。

まずは、クリニックに足を運んで、
自身に必要な、自身にあった方法を一緒に見つけて
自分で身体を動かして不調を改善しませんか?



3度目の緊急事態宣言発令中

再び緊急事態宣言が発令されていますが、
当院も通常通り診療を行っています。

1年前も同様に緊急事態宣言が発令されていましたが、
今振り返ってみると、あの頃は新型コロナウイルスがまだ未知の存在で
中国武漢での都市閉鎖や人がどんどんなくなっていく状況に怯え、
日本もこうなってしまうのだろうかという不安の中、過ごしていたことを思い出します。

1年前と違って、新型コロナウイルスの全貌がある程度みえて
3密の回避、手洗い・うがいといった感染予防対策の励行が浸透した今年は
少し心や気持ちの余裕があるのかな感じます。
ただ、新たな変異ウイルスが猛威を振るい始めており、
基礎疾患のない若者でも重症化するケースも確認されているようです。
「心・気持ちの余裕=気の緩み・油断」にならないように過ごさないといけないですね!

謹賀新年

新年、明けましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2021年になりましたが、コロナ感染者数が増加の一途をたどり
まだまだ余談の許さない状況ですね…。
少しでも早く収束することを祈りつつ体調に気をつけながら、
5日より通常通りの診療を開始致します!

お正月恒例のニューイヤー駅伝、箱根駅伝、
コロナの影響で沿道での観戦自粛されるなかでも無事開催されましたね。
大学4年生にとっては最終年度にコロナで練習もまともにできない状況で
本当に大変だったであろうと思います。

メンバー入りしてチームに貢献した選手、貢献できなかった選手、
残念ながらメンバー入りできず引退となってしまった選手を、間近でみてきましたが、
この経験は今後の人生に絶対に生きると思うので、頑張って欲しいですね!

今年もありがとうございました

おはようございます。
当院は昨日の午前を持ちまして2020年の診療を終えました。

2020年はオリンピックイヤーということで
本来であれば今頃、東京オリンピックの余韻に浸りつつ振り返っているはずが、
2019年末以降から中国武漢での新型コロナ感染拡大に始まり、
世界中に新型コロナが猛威を振るって生活が一変し、
オリンピックも延期となりました…。

生活も医療環境も大きく様変わりしてしまい、
新型コロナ以外での受診を控えざるを得ない状況になり、
当院に通院頂いていた方々にも大きな影響がでてしまいました。
緊急事態宣言が解除された7月以降、感染者数が少し減り、
今年10月には当院はコロナ前の状況に戻りつつありました。
しかし11月以降の再拡大によって再び通院を控えざるを得ない状況になり
通院を希望されている方々には再び不自由な状況になっていることを残念に思っています。

このような環境下で、はちすばスタッフ一同、できる限りの感染対策を行いつつ
診療を行ってまいりましたが、
運動器の問題で困っている方々のお役に少しでも立てたのであれば、
こんなに嬉しいことはありません。

この年末年始は、遠方のスタッフは帰省を控えました。
コロナができるだけ早く収束することを切に願いつつ、
休暇期間の間に今年の振り返りをしつつ、東京にて新年を迎えたいと思います。

今年も1年間ありがとうございました。
良いお年をお迎えください!

寒さにお気をつけください!

こんにちは。
ここ数日で、一気に寒さが増してきました。
昨日は、朝よりも昼間のほうが寒い状況で、
じっとしていると芯から冷えるようになってきましたね…。

寒さが苦手な私はこまめに運動していましたが、
コロナ禍の今はいろいろな心配からなかなか思うようにできずにいます。

11月中旬ころからコロナ感染者数が一気に増加しましたが、
乾燥や寒さが影響しているのか、それともその他の要因が大きいのか
まだまだわからないことの多い新型コロナですが、
「手洗い」「うがい」「3密回避」などの
感染予防対策を徹底することはもちろんのこと、
個人的には免疫機能が落ちないようにするなど食事や睡眠などにも気をつけて行くことも重要だと思っています!

まだまだ我慢のときが続きますが、
明るく元気に一緒にリハビリも頑張りましょう!


元気に診療しています!

大変ご無沙汰しております。
当院はコロナで4月に緊急事態宣言が出された以降も、
感染対策を行いつつ通常通り診療を行っておりました。
当初は、コロナ感染を心配して来院される患者数が大幅に減少しておりましたが、
9月頃から徐々に来院される方が戻ってきました。
まだまだ、予断を許さない状況ではありますが、
以下の点を感染対策として行いつつ、診療を行っております。

○スタッフの起床時、出勤時、退勤前の検温
○診療中のスタッフのマスク着用
○治療前後での手洗い・アルコール除菌
○施設内の定期的なアルコール除菌
○定期的な窓開放による換気
○施設内の換気システムを導入

またリハビリテーション科は、3密を避けるため、
リハビリ室内に一定人数以上を超えると、1階受付にてお待ちいただいております。
コロナ以前よりもお待ち頂くことがありますが、
ご理解と協力のほど、よろしくお願い致します。

リハビリ患者数が戻ってきて特に最近感じることは、
コロナ自粛期間中の活動性の低下は、
身体運動器への影響が大きいということです。
緊急事態宣言解除後に徐々に運動を再開して、
関節などの不調を訴えて来院される方が増えています。
そのような方々のお役に立てるようにスタッフ一同、頑張ります!
こちらでも、来院しようか悩んでいる方が少しでもお役に立てる情報を提示できたらと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします!